またの名を”UNO Lite”と申します!

メーカー | Amigo |
発売年 | 2007年 |
作者 | Haim Shafir |
プレイ人数 | 2-5人用 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ゲームレビュー
アミーゴ小箱カードゲーム「バンジー」です。他人より早く手札を減らし、バンジージャンプを成功させることを目指すゲームです。バンジージャンプは地面スレスレなほど評価が高くなります。
箱を開けるとカードが一組と点数表が一冊。 このゲームは6ラウンドで行うので、点数表はとても便利。どこぞの上底ゲームよりも、隙間に何か詰めてくれようとする姿勢は良いですね。


カードの内訳は「1」〜「10」と「バンジー」が数枚ずつ。イラストはバタ臭いヘタウマ調、まぁ好きです。これらのカードを5枚ずつ手札として持ち、手番では以下の3つから行動を選択します。
1.カードを捨て場にプレイして山札から1枚引く。
2.捨て場から一番上のカードを1枚取った後にそれ以外のカードをプレイする。
3.手札の合計値が5以下になっていたら「バンジー」を宣言する。
カードのプレイ時には、同じ数字のカードは複数枚プレイできます。「バンジー」を宣言したプレイヤーが現れたら、残りのプレイヤーは1順だけ手番をこなします。ここで追っかけバンジーもアリ。
最後の手番を終えたら、全員が手札を公開し「バンジー」を宣言したプレイヤーの中で、最も手札の合計値が少ないプレイヤーが地面スレスレに跳んだ勇者となりそのラウンドに勝利します。
勇者の得点は「マイナス10点」それ以外のプレイヤーの得点は手札の合計値となるわけですが、カードの点数には特例があります。 勇者の手札にあるバンジーカードは0としてカウントしますが、勇者以外のプレイヤーの得点計算では「10点」となります。また、ゲーム開始時に1枚だけ表向けられたカードはボーナスカードとなり、そのラウンドのみ0点扱いです。

つまり、カード枚数は多くとも「バンジー」出来たり、跳んだはずなのに、勇者となれずにバンジーカードで不利になるプレイヤーがいたりします。
6ラウンド消化し、最も点数の少ないプレイヤーが勝利します。そうそう、唯一の赤いカード「6」は、プレイする事によって次の手番の人をスキップできます!
プレイ記
流さん、Cさん、海賊船さん、MOGさんと5人プレイ。COQの上家は流さんでした。

軽〜いプレイ感でふわふわとマイルドバンジー。COQの手札には10が二枚。

これはラウンド終了時に20点となってしまうので、早々に捨てる。同じ数字は同時に出せるのでこれを捨てて山から1枚獲得→8がきた。こんな感じでゲームは進む。
そうこうしているうちに他の参加者がやってきて観戦。

へぇー、これどんなゲームですか?

えーと、手札を減らしていくゲームなんですけど、軽くて…


はい、COQさん手番飛ばしね!

(!)

…で、バンジーっと
結構展開が早いので手番を飛ばされるのは中々つらい。ちなみに、追っかけバンジーをするプレイヤーは「セカンドバンジー!」「サードバンジー!」と叫ぶように説明書に書かれているが、特に意味はない。セカンドだろうが、サードだろうが、地面スレスレの人が勝利する。
「とうの昔からお前のバンジーなぞ見切っていたぜ!」という表情ができるならば、悔しがらせるために狙ってみてもいいかもしれない。

で、これどんなゲームです?

そうそう、ちょっと前のゲームですけど、軽くて中々楽しいゲー…


はい、COQさん手番飛ばしね!

(!!)

そんなCOQにもたまにはチャンスが訪れる時もある。
これで3を捨てれば「バンジー」できるかも。
難しいのは、「3」を2枚捨てても1枚引かなければならないところ。
他人のバンジーに怯えながら一気にカードを減らすチャンスを待つゲームなのだ。


はい、COQさん達の手番飛ばしね!

(!!!)

で、これはどんなゲームなんですか?

一言で言うとク●ゲーですね。
プレイ時間 25分(6ラウンド合計)
勝者は、スキップとバンジーを成功させまくった流さん。
総評

Bronze
ふわふわ軽くて楽しいカードゲーム。
その軽さ故に万人が楽しめるゲームだと思いますが、手番を飛ばす以外に他人をおとしめる手段が無いので、折角セカンドバンジーができるなら、早めのバンジーで勇者になれない場合にはペナルティなどあると良かったかも。手番を飛ばせる様などからウノに似ていると評されますが、なるほどそんな感じでもあります。6ラウンドのプレイが若干冗長に感じる場合もあるので、ハーフで3ゲーム行うなど適度に調節すると良いでしょう。
時間調整なんかにも丁度良いです。
実は歴戦のボードゲーマーに再販して欲しいゲームを聞くと挙がってきたりする、知る人ぞ知るゲームです。
購入先情報
残念ながら現在はとても購入しにくい状況のようです。