Short Review
お化け屋敷に住むのが、子供の頃からの夢だったんだ
メーカー | Zoch |
発売年 | 2018年 |
作者 | Jacques Zeimet |
プレイ人数 | 2-6人用 |
対象年齢 | 4歳以上 |
ゲーム概要
作者自身の手によるジュニアバージョン
アクションゲームの定番の1つとなった「おばけキャッチ」を作者自身が小さな子供でも遊べるようにリメイクしたのが「おばけキャッチジュニア」です。
駒は4種類になり、ルールもさらに小さい子供も楽しく遊べるように簡略化されています。めくられたカードに「絵も色も揃っているもの」があればそれをキャッチするのは変わりませんが、本家であった「絵も色も揃っているものがなければ、絵も色も描かれていないものをキャッチ」のルールがなくなっています。
絵と色が合っている駒を素早くキャッチ!
前述の通り、ルールは絵と色が合っている駒を素早くキャッチするだけです。合っている駒は1つとは限りません。複数の対象がある場合には、駒を複数キャッチします。得点がカードで示されるのは変わりませんが、複数キャッチした場合には、キャッチできた駒の数に等しい枚数のカードがもらえます(山札から得点のためにカードを取ります)。したがって、山札の枚数よりも早めにゲームが終わります。ちなみに、基本ルールではお手つきをしても罰則はありません。カードがもらえないだけです。
あの問題?も解決
本家「おばけキャッチ」では、箱絵のおばけと駒のおばけの顔が違うじゃないか!という意見があったらしいです。しかし、ジュニアバージョンではその心配は要りません。クリソツです。
上級ルールもあり〼
6歳以上推奨の上級ルールも付属しています。上級ルールでは以下のルールが付け加えられます:
総評
Bronze
確かに、小さな子供でも楽しめるようにリメイクされています。我が家の2&5歳児でもルール通りに遊べます。本家の場合は瞬間的に例外ルールを考えなくてはならなかったので難しかった(大人にはそれが良いのだけど)のですが、これは大丈夫です。駒もブタ・ヒヨコ・カエルの子供が好きな動物になっているのでキャッチー(子供的に)なようです。
ルールが簡単になっているので、ルール説明〜遊び終わるまでが10分程度で終わるのも子供用ゲームとしては非常に優れている点だと思います。作者は本当によく子供のことを考えてデザインしてくれたように感じました。