キャプテンリノ

Short Review

強いからヒーローなんじゃない 喜ばせるからヒーローなんだ。

メーカーHABA
発売年2011年
作者Scott Frisco, Steven Strumpf
プレイ人数2-5人用
対象年齢5歳以上

ゲーム概要

最早説明不要、アクションゲームの定番

HABAの『キャプテンリノ』です。サイのヒーローなので正確な発音は「ライノ」ですが、アメリカのスーパーマーケットでビタミン剤(正確な発音はヴァイタミン)を探すくらいの気をつけ方で大丈夫です。

カードだけで建っているとは思えない

ゲームの目的は、「正義のために高層ビルをどこまでも登っていくスーパーヒーローリノを助けること」です。カードを使ってどんどんと高いビルを作っていきます。時には大人でも手が届かない高さまで積み上がるカードの塔は圧巻です。

ただ建てるだけじゃない、立体UNO?

まず脱帽なのが、リノ駒以外はすべてカードというアイデアです。1枚のカードを屋根(床)に、2つ折りにしたカードを壁に見立てて1段ずつビルを建設していきます。壁のカードの絵柄にはバリエーションがあるので楽しいビルが出来上がります。

壁はユニーク、窓から覗く動物が楽しい

ゲーム開始時に屋根のカードを配ります。手番がきたら、このカードを1枚選択してビルの上に置いていき、どんどん建物を高くしていきます。自分の屋根を置く前に、前の手番に置かれた屋根の模様で枚数指定された壁も建てなくてはなりません。当然、1枚の壁ではバランスが悪くなり難易度が増していきます。

屋根カードには6種類あり、ただ積むだけではなく、カードを出した後の効果でプレイに変化を与えます。ゲームとしての楽しみもキチンと考えられていますね。最初にカードの効果を見た時、UNOみたいだと思いました。

カードの種類

・無印:単純に置く
・リバース:手番順が逆回りになる(2人プレイでは無視)
・リノ:リノを最上階に移動させる
・2倍:手番のプレイヤーが屋根カードをもう1枚置ける
・「!」マーク:次のプレイヤーの手番を飛ばす
・+1:次のプレイヤーはカードを1枚引く

こうして、ビルを壊さないようにして最初に配られたカードを置き切ったプレイヤーの勝利です。もしも誰かが建物を倒してしまったら、倒してしまったプレイヤーを除く全員の中で一番手札の少ないプレイヤーが勝利します。

収納性まで含めて唯一無二

このゲームのすごいところはその「収納性」にも見出せます。これだけダイナミックな見た目のゲームでありながら、その実態はカードの束と小さな駒1つのみ。小箱のサイズに収まるので持ち運びも収納も楽々です。素晴らしいですね。



総評

Silver

最早説明の必要はなく、アクションゲームとしては日本一有名かもしれません。小箱とは思えない、ダイナミックに積み上がっていくカードは圧巻です。大人も楽しめるようなきちんとしたルールも機能します。

しかし、反面、小さな子供には難しいルール(ルール自体も攻撃性も)なので、それこそUNOが楽しめるくらいの年齢になるまでカードのルールは封印してもいいかもしれません。また、高層ビルが高く積み上がること自体に興味を持つ子供も居ますので、倒れてしまうと悲しみのあまり泣き出したりしてしまうこともあります。年齢が上がればゲームとして楽しめる可能性も上がっていくと思います。

我が家では、5歳になって正規のルールで遊べるようになりました。建てていくこと自体は3歳でもできました。

余談ですが、海外で販売している日本語を含む多言語版では2〜7人用とされていますが、2〜5人用の間違いですね。

購入先情報

駿河屋

ボードゲームキャプテン・リノ 日本語版 (Rhino Hero)

ウソみたいな巨大バージョンも流通しています

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