Smile for the camera!
メーカー | Cocktail Games |
発売年 | 2010年 |
作者 | L Escoffier, M Tabourin |
プレイ人数 | 6-15人用 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ゲーム概要
タイマー式カメラを使ったパーティゲーム
カクテルゲームズ(フランス)の缶箱で発売されている『フォトパーティ』です。カメラやスマートフォンの自動撮影機能を使用して遊ぶパーティゲームです。これをボードゲームと呼んで良いのか迷うところですが、最近流行りのキャンプなどと相性が良いゲームなので紹介します。
15人まで遊べることに加えて、アイデア次第でチーム戦などでも遊べるので、複数の家族で集まってキャンプに行った時などにもおすすめのゲームです。
カードのお題通りにフレームにおさまる!
お題の書いてあるカードを12枚引き、それぞれのお題についてカメラの自動撮影機能を使用して写真を撮影していきます。自動撮影機能がない場合は、誰か1人が声でカウントダウンして撮影しても構いません。プレイヤー達は、そのお題に合わせてフレームに(写真に)入ろうとします。お題は主に4つのカテゴリーに分かれています。カード裏面を見ることで、プレイヤーに応じたお題の組み合わせに調整することが可能です。
例えば「注意の中心」というカードの場合、写真の中心に最も近い場所に顔のあるプレイヤーが得点。また「落とせ」というカードの場合は全員が地面に物を落とし、落としたものが最も地面に近い(地面についていたら失格)プレイヤーが得点するなどのお題があります。どのお題もユニークで盛り上がりそうなものばかりです。
シャッターはタイマーできられるのでお題通りにフレームに収まることは案外難しく、撮影した写真をみんなで笑いながら採点するゲームです。キャンプだけでなく、忘年会の余興などでも活躍するアイテムです。
プレイ記
昔勤めていた会社で運悪く忘年会の幹事をすることになってしまったので、余興の1つとしてこのゲームをテーブル対抗戦として遊んでみた時の写真が残っていたので紹介します。今はコロナの影響で忘年会も難しいかと思いますが、早く収束することを心から願っています。それにしても、昔の写真なので服のセンスが古い!
「落とせ」
タイマーできられるシャッターの正確なタイミングは分かりにくいのでみんな全然ダメ。でもこれを後からスクリーンに移して点数を評価すると盛り上がります。
「ピサの斜塔」
シャッターが切られていた時に一番傾いていた人が得点。ただお辞儀しているおじさんがいるのが可笑しい。
逆に、これがサラリーマンが挨拶でお辞儀をするシーンで、ぶっ飛んでいるおじさんがいる写真と想像しても可笑しい。
「金の足」
フレーム内に足だけ入っている人が得点。ほとんどの人は体が入っているので失格!
「ジャンプ」
超定番。シャッターが切られていた時に浮いていれば得点。
この余興は大いに盛り上がりました。プライバシーを尊重した写真でも、プレイヤー達が満面の笑顔であることがわかりますね。そして、得点の集計の際にはもっと盛り上がります。
総評
Bronze
冒頭にも記載した通り、これを「ボードゲーム」の類に含めるべきなのかどうかわかりませんが、イベントの際には盛り上がりますし、ボードゲームの世界を知らない人たちを驚かせる効果は十分にありました。フランス産という点も老若男女をゲームに惹きつけるのに有効。
筆者の家でも滅多に稼働することはありませんが、仲の良い家族同士で公園などに出かけた時にこれを取り出すことがあります。昔と違って現在はスマホのカメラの性能が良いので、この小さな缶箱1つを持っていくだけで遊べるのが良い点です。フランスのゲームですが、今は、ホビージャパンの日本語版が手に入るようです。
スマホを立てる三脚を一緒に持っていくと遊びやすいです。椅子や木の枝などに巻き付けることのできるフレキシブルタイプがおすすめです。