ラストレター

Short Review

我々は今、ディクシットとワードバスケットの融合に立ち合っているのだ

メーカーThink Fun
発売年2014年
作者Joe Herbert, Dave Herbert
プレイ人数2-6人用
対象年齢8歳以上

ゲーム概要

絵で続けるしりとり「最後の文字」

「ラストレター」はカードに書かれた絵で早い者勝ちのしりとりをするゲームです。ほぼ説明はこれで終わりです。「ワードバスケット」と「ディクシット」を融合させたようなルールです。各自に5枚のカードを配り、最初のワードを決めたら早い者勝ちでカードを出してしりとりをしていきます。この時、しりとりワードに使えるのはカードに書かれているキャラクターやカード全体のテーマなどです。例えば、ピエロやトラがテントの中で芸をしているイラストがあったら、ワードは「ピエロ」でも「トラ」でも、「サーカス」でもよいことになります。最初に手札をすべて出し切ったプレイヤーが勝利します。

ディクシットに劣らないイラスト満載のカード61枚
ゲームの手順

① カードを5枚ずつ配る
② ディーラーを決め、山札から場にカードを1枚表向ける
③ ディーラーが場のカードに関連するワードを言う
④ 各自は手札の中からしりとりでつながるワードを探す
⑤ しりとりでつながるワードを言いながらカードを出す
(同時に言った場合は、先に場にカードを出したプレイヤー優先

日本語の弱点「ん」はダメです

日本語で遊ぶ場合は、最後に「ん」がつくワードは駄目というルールを適用する必要があります。続かなくなっちゃいますからね。英語でも「X」で始まる単語は極端に少ないのですが、「X」で終わる単語も少ないので制限をしなくてもなんとかなるのかもしれません。

「月(つき)」からの「気球(ききゅう)」
ワードのルール

・同じワードは1ゲーム1回まで
・固有名詞OK:卵、ネックレス、太陽
・イラストが明確に示している場合は動詞OK:走る、食べる、考える
・カテゴリーOK:肉食動物、哺乳類、食虫植物
・イラストが明確に示している場合は感情OK:例えばライオンが痛そうに足の裏を舐めている=痛い、苦悩、苦痛
・イラストに明確に示されていないワードはNG:イラストに描かれていないのに「ハッピー」、「ジョン(人名)
・いずれもプレイヤー同士でOK/NGを判定する。揉めた場合はゲームを一旦停止して多数決(同点の場合はディーラー側の意見を尊重)

カードは大判サイズ、小箱より大きい

5本のキュウリは比較用

小箱サイズよりも一回り大きいカードは大判のオーバーダブルデッキサイズで、複数人のイラストレーターが参加しているようにみえます。色々なワードが連想できるように細かく書き込まれており、ディクシットとワードバスケットの融合と表現しながらも、ディクシットのカードで代用するのは難しそうです。色々な場所で遊んでみましたが、カードの評判は上々。

知育用としてもGOOD?

早い子は1分くらいで解くみたい

国外のYou tubeを見ると、「ラストレター」を利用して子供の教育を行っている方もいるようです。同じように5枚のカードを配り、(場合によって表向きに置き)、それを1人しりとりで場に出していってタイムを競います。どうしても出せない場合は山札からカードを補充するようです。このタイムを記録して楽しんでいるようですね。確かに、言葉のつなぎと連想力を鍛えるのにはいいかもしれません。子供の頃に脳を使わせるのって大事ですよね。



総評

ワードバスケットと同様に、早出ししりとり系(ワードが有効かどうかで盛り上がれる)この手のゲームは盛り上がりやすい性質を持っています。カードの質とイラストも上々ですし、万人受けしそうな感じです。しかし、実は絵と言葉を同時に考えるというのはかなり難しいことです。右脳と左脳を同時に使うことになると説明すれば分かりやすいでしょうか。「ワードバスケット」「ディクシット」と比較すると難易度が高すぎる気がしました。

そして、ゲームとしてはルールが緩く、大人がやるには「髪の毛」は駄目(ほぼ全部のカードに髪の毛がある)など色々と決めなくてはならないかもしれないです。そういった意味で知育ゲームとしての使い方の方が良いかもしれません。我が家の5歳児は、このゲームのために夕食時に毎日普通のしりとりをした後でこのゲームを遊んでみましたが、難なくプレイしていました。やはり、子供の脳は柔らかいのです。

購入先情報

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