ねことねずみの大レース

Short Review

チャンスに飛びつくのは当然だ!

メーカーSelecta
発売年2002年
作者Manfred Ludwig
プレイ人数2-4人用
対象年齢4歳以上

ゲーム概要

邦題秀逸、大人面白いすごろく

2003年の子供ゲーム大賞受賞作『ねことねずみの大レース』です。プレイヤーはネズミになり、お腹を空かせたネコから逃げ切って大きなチーズにありつこうとします。追いかけてくるネコに捕まる前に、このトラックを走り抜けて丸々1個のチーズを目指すのです。

本質的にはすごろくなので、公称通り小さい子供も楽しめますが、ネコがいい動きをするので大人も楽しめるゲームです。ゲームの内容とは直接関係ありませんが、このゲームの邦題はとてもゲームの雰囲気を表していて良きです。

ギュウギュウに詰まったネズミ

窮屈な家を飛び出してチーズの楽園を目指す

手番ではダイスを振り、出た目の分だけ自分のネズミを動かします。ただし、猫の目が出てしまうと自分のネズミは1マスしか進めず、ネコが動きます。ネコは最初のうちは1マスずつしか進まないので脅威ではありませんが、2周目から2倍進むようになるので注意です。

このギアチェンジが絶妙で、最初は悠々と楽園を目指していたネズミにネコがあっという間に追いついてきます。追いつかれたネズミは全員食べられてしまいます。また、1マスに入れるネズミの数が決まっているので、前方が詰まっているために移動できず、ネコの餌食になるネズミが現れるのも面白いポイントです。

ヤバいと思った時には、ルートに点在する”少し小さいチーズの部屋”に逃げ込めば、ネコに食べられることなく小さめのチーズを手に入れることができます。ただし、一度部屋に逃げ込んだネズミはそれ以上動けません。スタート地点からより遠い部屋まで辿り着ければ、より大きなチーズを得ることができます。勝つためには単純なすごろくの中でもしっかりとしたリスクマネジメントが求められるとても良いルールです。

ゲーム終了時に、チーズをたくさん手に入れていたプレイヤーが勝者となります。

間違えやすいルール

ネコの出目

非常に単純なルールなのですが、1つ間違えやすい点があります(単に自分が間違えていただけですが)。ネコの出目が出た時には、手番のプレイヤーのネズミも1マスだけ進めますので、お忘れなきよう!



総評

Silver

駒が可愛く、キャッチーで子供を惹きつけるだけのゲームではありません。突然ギアチェンジして無情にネズミを食べていくネコへのドキドキがとても面白いし、盛り上がります。大人も一緒に絶叫できるやつです。プレイ人数で多少の駒の数の調整が入りますが、ゲームのシステム上プレイ人数が多い方がごちゃごちゃとしていてより盛り上がります。

勝つためにはリスクマネジメントしっかりせねばなりませんが、子供達が「勝つためにどうすればいいか」考える練習として良い塩梅になっていると思います。ただ、我が家の子供は4歳の時にはネコに食べられると泣いてしまいました。5歳になった今では、ルール通りに遊べるようになりました。彼は現実世界でもネコが嫌いになったようです。

大賞受賞作なだけあります。おすすめのゲームです。

購入先情報

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