Short Review
あだ名で人が知れる
メーカー | すごろくや |
発売年 | 2010年 |
作者 | Alena Lebedeva |
プレイ人数 | 2-6人用 |
対象年齢 | 4歳以上 |
ゲーム概要
名前を呼んで!
日本ではすごろくやさんから発売されている『ナンジャモンジャ』、元々はロシアのゲームで原題は「Toddles-Bobbles(邦題:名前を呼んで)」でした。ゲームは簡単なメモリーゲームですが、そのアイデアはとても新規性のあるもので発売当時話題を呼びました。
初めてのキャラクターにあだ名をつける
ゲームには、様々なキャラクターの描かれたカードデッキを使います。これを1枚ずつめくっていき、初めて出てきたキャラクターには手番のプレイヤーがあだ名をつけていきます。そして、そのキャラクターが再び出てきた(同じカードが複数枚入っている)際には、大きな声でその名前を呼び、正解した人はカードを受け取ることができます。
あなたならどんな名前をつける?
さぁ、このキャラクター。あなたなら一体どんな名前をつけてあげるでしょうか。メモリーゲームとはいえ、実は結構センスが試されてしまう系のゲームです。1つ注意しなくてはならないのは「悪口にならないようにする」ことです。子供達と遊ぶゲームなので、誰かの悪口になるような名前は避けたほうが無難だと思います。
例えば『ピンク山モジャ太郎』のような、誰も傷つかないけれどもなんとなく可笑しい名前を付けることができたなら、このゲームの真の勝者はあなたです。
総評
Bronze
キャラクターに名前をつけてその名前をメモリーゲームに応用するのは、発売当時とても新鮮なナイスアイデアでした。これはそのまま、プレイヤーの年齢に合わせてメモリー内容を調節できることにつながることから、キッズゲームとしても優秀です。
ただし、説明文にも記載した通り、これが悪口につながるような内容にならないように注意しなくてはいけません。ついつい大人は知り合いの誰かの名前をつけてしまったりしがちですが(実在の知り合いは駄目などのルールを設定してもいいかも)、子供に対してあまり良い影響があるとは思えませんので、センスを磨いて素敵な名前をつけてあげましょうね。