GOLD

発売年2020年
作者Reiner Knizia
プレイ人数2-5人用
対象年齢6歳以上

ゲーム概要

クニチーの神経衰弱、こんなの絶対面白い!

クニチーことReiner Knizia”俺ならこう作るね”シリーズ「神経衰弱?俺ならこう作るね」というわけで『GOLD』です。神経衰弱を知らない日本人はいないと思いますが、あえて別名で例えるなら「メモリー」や「ペアーズ」そして「コンセントレーション」でしょうか。裏向きのカードを2枚めくって同じ絵柄や数字を揃えることができたら獲得できるトランプの定番ゲームです。クニチーはこの定番ゲームを土台にして、鉱山で金塊を掘り当てるゲームとして最高に盛り上がるゲームをリリースしてきました。

おい!それは俺の金塊だぜ!

ゲームの目的は1〜4まである金塊のカードをたくさん手に入れることです。金塊を獲得するには、その数字以上のパワーのある自分の色の金鉱掘りを同時に捲らなくてはなりません。他人の金鉱掘りをめくってしまうと、他人のものとなってしまいます。一度金塊を掘った金鉱掘りは、ゲームから除外されてしまうので、無駄なく金塊を掘らせたいところですが、もちろん他のプレイヤーがそうはさせません。自分の金鉱掘りの位置がバレてしまうと、パワー5の金鉱掘りで価値1の金塊を掘らされてしまったりします。

金塊同士なら何も起きない

決闘だ!

金鉱掘りは喧嘩っ早いので、下を向いて歩いていても「テメェ!いまガンつけただろっ!」と下から覗き込んできます。もしも捲られた2枚のカードが両方とも金鉱掘りだった場合には、決闘が始まります。数字が小さい方の金鉱掘りはコテンパンに叩きのめされ、ゲームから除外です。脳筋の彼等に敵味方の見境はなく、たとえ同じ色の金鉱掘り同士でも決闘してしまいます。勝っていそうなプレイヤーの金鉱掘りを決闘で始末するのがこのゲームの醍醐味の一つです。

創造的な爆発か、破壊的な災厄か

金鉱掘りを始末するもう一つの方法は爆薬を一緒にめくることです。ダイナマイト(ニトログリセリン)っぽいけどTNT(トリニトロトルエンの略)と書いてある謎の爆薬で一緒に捲られたカードは金塊だろうと金鉱掘りだろうと、爆薬だろうと一緒に吹っ飛びます。めくった時点で爆発確定なので場所を覚えておくことはできませんが、絶妙な確率で吹き飛んでドラマを生むうまい仕掛けです。

ゴールドラッシュ!

手番開始時点で残りのカードが10枚以下になったら全員で「ゴールドラッシュ!」と叫びます(気持ちいい)。以後の手番ではカードを1枚捲るのみとなり、金塊を捲れば自分のものとなります。

こうして、金塊の合計値が最も高いプレイヤーが勝利します。

総評

Silver

これはすごい発明!神経衰弱亜種のゲームは星の数ほど見てきましたが、21世紀になってからカードを2枚捲って絵合わせをするという基本ルールを踏襲しながらここまで盛り上がるゲームをくり出してくるとは流石はクニチー。こんなの面白いに決まっているし、ズルいです。誰もが知っている簡単なルール説明をベースに、超アツいめくり合いが気軽に楽しめます。中々全ては覚えきれませんが、核となるカードの配置を覚えておくことで、ライバルを出し抜くことが可能です。カードが薄いのでゲームマットを敷いた方が遊びやすいと思います。

難点は、カードが丸いためにスリーブに入れることができず、この面白いゲームを何度も遊ぶためには予備を持っておきたくなることです。あと、コンポーネントがメチャクチャ小さい割りにそこそこ値が張ります。

滅茶苦茶小さい缶箱

驚くほど小さな缶箱の中に無限の楽しさがあなたに発掘されるのを待っています。ただし、ダイナマイトには気をつけて。

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